バス通学の思い出・・・まいちゃん氏


ワシ(♂)が高校3年生のときのお話し。


バス通学って電車通学とはちょっと違った独特の雰囲気がある
ような気がしますが、どうでしょうか。

高校時代バス通学してたんだけど、
ワシはいつもバスの最後部席の(進行方向に向かって)右端に座っていました。

ワシが普段乗っていた時間のバスは女子高生が結構たくさん乗ってきたし、
男はなぜかみんな前のほうの座席に座ることが多く、
それでもって女の子たちがみんな後ろのほうに来たりすると
自分ひとりが女の子に囲まれて結構イイ気になったり。

5月頃からだったでしょうか、高校1年生の仲良し4人組が決まって最後部席に座るようになりました。

ワシが住んでいた地方のバスは最後部席だけが5人がけの長いすで
あとは全部1人がけ or 2人がけの座席がならんでいたんですが

そんな訳で4人が並んで座れる所といえば一番後ろしかなかったわけで。
その4人組よりもワシの方がバスに乗るのが早かったんですが、
ワシがいるのもお構いなしで
いつもワシの横に4人が席を陣取る形になっていました。

4人がそこに座るのが分かってるんだからワシも別の席に座ればいいのに、
工業系の高校に行っていてクラスに女の子が2人しかいなかったワシは
女の子の隣に座れるのがうれしくて相変らずその席に座っていました。
(ハタから見てるとただのアホだな・・・・・・)

その4人はそれぞれ利用するバス停が違うのでバスに乗る順番によって
自然と↓こんな感じで座る位置も決まってきます(わかるかな・・・・・・)。


    前

    @ A C B ワシ

    後
                  (@〜Cはバスに乗る順番デス)

@は未来、Aは千春、Cは真理という名前でこの3人はH商業の生徒。
Bの名前は亜衣、こいつだけなぜかワシと同じK工業の生徒でした。
(名前は一部仮名)

ワシが目をつけていたのはCの真理。背がちっちゃくて顔もムチャクチャ カワイイ!!
彼女は小学校の卒業アルバムに「中学生になったら大きくなりたい!」と書いていたのだが、
(4人と同級生だった弟に卒業アルバムを見せてもらった)どうもその願いは高校生になった今でも叶ってないようだな・・・・・・

どうせなら真理の隣に座りたいな・・・・・・とは思っていたけど、ワシの隣に座るのは
いつもBの亜衣。正直いってこの時のワシにはどうでもいい存在だった。

たま〜に亜衣と真理が位置が入れ替わって座ることがあって、「ラッキー☆」とか
思ったりするんだけど。真理がワシの隣に座るときにはこっちを警戒してか、
ワシとちょっと(っていうかかなり)間を取って座ります。
亜衣はワシに対する警戒感がそこまでないのか、そんなに間をあけずに普通に
ワシの横に座っていました。

そんな状態が9月ぐらいまで続きました。

10月のある日のこと(月曜日だったと思う)、いつも通りワシと仲良し4人組が最後部席に座って、ワシの隣にはこれまたいつも通り亜衣が座っていたわけです。

異変(?)に気付いたのは最後に真理がバスに乗ってきて仲良し4人組がそろって5分くらい経ってからでしょうか。

亜衣の右足の靴がワシの左足の靴にあたっています。
「あ、靴があたってる・・・・・・」と思い、左足をほんの1cm程右にずらしました。

・・・・・・しばらくするとまた亜衣の右足の靴がワシの左足の靴にあたっています。
「・・・・・・もしかしてこの人、わざと足をくっつけてきてるんじゃ・・・・・・」
まあ、そんな訳ないか、と思いつつも
今度は靴があたったまま足をよけずにいました。

亜衣の方も足をよける気配は全然なし。その状態が2、3分続きました。

なんと亜衣は膝をワシの膝に押し付けてきました。当然ワシの脚は亜衣の脚と密着するわけで。
亜衣の脚や、ルーズソックスのもこもこした感触が制服の長ズボンごしにワシの脚に伝わってきます。
当時女っ気ゼロだったワシはこの初めての体験、初めての感覚にムッチャ ドキドキしていました。
緊張して体が固まってしまい、完全に亜衣になされるがままです。

そんなワシを見て亜衣はワシが嫌がっていないと判断したんでしょう。(まあ、実際そうだったんですが)
しばらくして亜衣はさらに大胆な行動に出てきたのです。

亜衣が寝たふりをしてこっちにもたれかかってきました。

亜衣の腕とワシの腕が密着して、ワシは亜衣の体重を全身で感じていました。

あまりくっついたままだと左側の3人にバレるので亜衣もそれはイヤだったのか、
バスが右に傾いたときにこっちにもたれかかってきて、膝や脚もぴったりくっつけてきて・・・・・・

ワシはドキドキしながらもまわりの目が気にならないでもなかった。

もちろん隣の3人がこちらの異変に気付かんだろうかとも思ったし、
このときには既にバスの中に結構人がいていすに座れずに立っていた人なんかもかなりいたから
その人たちがこっちを見ていないだろうかなんてこともチト思った。

そんなこと考えてたら余計興奮してきたりして。

バスの場合、電車とは違って"渋滞"というものがあり、通学する時間と通勤ラッシュがちょうど重なってしまうので学校にたどり着くまで結構時間がかかります。

そんな訳でH商業の3人が降りるバス停に着くまで約40分、この状態が続き、その間ずーーーっっっとドキドキドキドキしてました。

そしてとうとう、そのバス停に着きH商業の3人はバスを降りました。(亜衣は何事もなかったように3人に「バイバイ」って言ってました)

我々K工業の人間はこの次のバス停で降りるんですが
今まではH商業の3人が降りてしまうと亜衣は座席の左端によって次のバス停に着くのを待っていた訳ですが。

今日も亜衣は同じように左端による・・・・・・と思いきや

ほんのちょっと体を左にずらす程度、そして

なんか脚をこっちに向けています。

なんて言うんでしょう。もうワシを誘っているとしか思いません。

そして一度バスを降りてしまうと一人でスタスタと学校まで歩いていってしまいました。

その日は1日授業なんかそっちのけでそのことばかり考えてましたね。

それからというもの毎朝のように亜衣はワシの隣になんとなくピッタリくっつくように座ってきて、
まず足(靴)をくっつけてきて、それから膝をくっつけてきたり、こっちにもたれかかってきたり・・・・・・

ワシはといえば、完全になされるがままになっていました。

多分、亜衣は隣の3人にはバレないようにワシにアタックをかけていたつもりなんだろうけど、
H商業の3人もワシと亜衣の関係(?)には気付いていたんじゃないかと思ってます。

そのうちH商業の3人が降りてもワシにピッタリくっついたままの事が多くなってきてました。
冬休みに入るあたりまでずっとこんなことをやっていましたね。

受験が近づき、授業がなくなって学校に行くことが少なくなったことでこの関係は自然消滅してしまったんですが・・・・・・

結局、亜衣とは一言も喋らずじまい、ワシは完全に受け身でいましたね。

あの時もうちょっとこちらから積極的にアタックしていたらまた違った展開になったかな・・・・・・なんて思ったりしています。

今考えると何かすごく惜しいことをしたような気が・・・・・・(T^T)

中途半端な話でスマソ。
この話はこれで終わりです。続きはありません。
ご静聴ありがとうございました。

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