挑発・・・〜氏


みなさんのを読んでいたら自分の
高校のときを思い出しました・・・。

高校のとき、バスケ部でマネージャーと
付き合ってました。
色白で小柄、かわいい子でした。
付き合ったばっかりの頃、恒例の
夏休み合宿がありました。
予算が無いため学校で行っていました。
教室に寝るんですが、もちろん男女別。
彼女は上の階の女子部員とと同じ教室でした。

僕達はまだキスもしていなくて、
僕はこの機会になんとかしてやろうと
チャンスを狙っていました。

練習はキツいわ暑いわでヘトヘト・・・。
でも彼女の顔を見たらまた元気になります。
そして僕の頭はキスすることばかりで悶々と
していました。

でも練習、食事・・・と部員全員で行動するので
とてもじゃないけど抜け出すことはできません。
ましてやまだ二人とも一年・・・。
でも、自由になる時間があったのです。

夜の練習が終わり、近くの銭湯に行き、
帰ってきて寝る・・・そこら辺はほとんど
自由時間なのです。
銭湯の帰りに彼女にこっそり声をかけます。
僕「教室戻ってみんな寝たら俺の教室に来て」
彼女「すぐ出てきてね・・・?」

僕の顔をのぞき込む彼女に
いまにもキスしてやりたいと思いました。

彼女が来たのは1時か2時をまわっていました。
女子はみんな寝たようでしたが、男子は寝る気配も無く
僕の教室に来た彼女は先に先輩に見付かってしまいました。
しかし、
先輩「お〜い、○○〜、マネさん来てるぞ〜」
僕「あっ・・・(しまった・・・)」
先輩「まぁ、あんま遠くには行くなよ〜」
僕「えっ・・・あ、ハイ!」
と、僕達を送り出してくれました。
静まりかえった校舎を抜け出し、
僕達はすぐ裏の土手に行きました。

なんか話に割って入っててスマソ。

二人で座って、「疲れたね〜」なんて
話をしていました。すると、何やら声がしまし。
他に誰かいるわけがないのに・・・。
少し離れた所に人影が見えました。
「○○〜」
と、僕の名前を呼びながら近づいてきた
その影は同級生のTで、彼もまた女子部員と
付き合っていました。
どうやら二人も抜け出して来たようでした。
 
二人は僕達の近くに座ると、
僕達とは正反対にイチャイチャしまくり。
キスは当たり前、胸くらい触ってんじゃないのか?!
っていうくらいの雰囲気でした。

僕は横目でチラ見してましたが、だんだん
ムラムラしてきました。
僕「あ〜!!同じことしてぇ〜!っていうかなんで
 お前らわざわざこっち来んだよ〜!!」
しかし彼女も二人に刺激されたのか、
僕にすこし寄りかかってきました!
これはチャンス!!!!!
二人も世界に入り込んでてこっちのことは
気にしてないだろ!と勝手に思い込み、
彼女の顔を見ました。彼女もまた、僕の
顔を見ます。
すこし不安そうな彼女もまたかわいく、
ずっと見ていたいと思いました。
そしてしばらく見つめあって、いよいよ・・・。

「はぁ、いよいよ俺のファーストキスだっ!!!」
 と生ツバを飲み込み、彼女のほっぺたに手を触れた瞬間、
「おぉ〜〜い!!外にいるやつ〜早く戻れ〜〜!!!」
 と先輩が教室の窓から叫んでいるのが聞こえました。
 僕達は目を見合わせていちもくさんに学校に戻りました。
 隣の二人には声もかけず・・・。

 昇降口で先輩が待っていて、
「早く教室戻れ!セコムが来る!!」
 と言って僕達を教室に戻しました。

 なんでも学校を抜け出した時に防犯センサーが
 はたらいて、警備会社が来てしまったそうです。
 先生には誰が抜け出したのか分からなかったようで、
 誰も怒られませんでした。
 が、僕のファーストキスはセコムに
 流されてしまいました。

という夏の日の思い出でした・・・。
なんか感動的な話に割って入ったみたいでごめんなさい。
しかもたいして面白くも無くて・・・トホホ。

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